萩の寺について
境内
北向延命地蔵尊
本来の御仏のお祀りの方位とは逆に、お地蔵さま自体が下座(南)に下り、お参りされる方を上座(北)に据えるという、非常にに珍しい“方違い”のお地蔵さまです。
従って、このお地蔵さまの前に立ち一心に合掌・礼拝すれば、瞬時にして仏の位に昇るとされ、大きなご利益を授かると伝えられています。
萩の寺公園「えんめいばし」命名ゆかりのお地蔵さま。
その昔、大阪南浜(現大阪市北区中津)の海中より出現し“抜苦与楽”の衆生済度と山門の永代守護を誓願されたとの伝承があります。
法性講・常燈講・延命講等の信者多く、その仏徳を讃え奉納された、樟二本・銀杏樹二本の御神木と延命の御詠歌碑が、山門前境内地を荘厳しています。
●鎮座 明和8年(1771)2月6日 大崇道豊大和尚 代
●御詠歌 さかえゆく限りをしらず延命の 実りの露に 生いし樟(くすのき)
●御真言 オン・カ・カ・カビ・サンマ・エイ・ソワカ
●御縁日 毎月24日、8月24日は大祭日