仏日山吉祥林 東光院 萩の寺

永代水子供養

一願地蔵尊・千体仏地蔵尊

萩の寺では、日本最古と言われる平安時代から伝わる「あごなし(阿古直し)地蔵様」、江戸時代から伝わる美しい「一願地蔵様」のもと、心を込めて水子供養が執り行われております。まずは読経だけでも申し込まれて、彼岸(向こうの世界)での親代わりであるお地蔵様とお子様に、手をあわせていただくことが大切です。

さらに深くお供養をなされたい方には、お子様の魂が宿る「千体仏」(金色の小さなお地蔵様)を地蔵堂内にお納めになり、毎日の読経の中、古くから伝えられるお地蔵様に見守られながら、お子様に彼岸の世界で心安らかに元気に過ごしていただくことをお勧めいたします。

萩の寺では昭和52年、50年に一度開帳の秘仏・日本最古の地蔵様「あごなし願王地蔵大菩薩(あごなし地蔵様)」を開扉するというめでたい勝縁をむかえ、かねてからご要望のあったあなごし地蔵様の化身(お前立ち)となる三体のお地蔵様、「大本願地蔵尊」「水子地蔵尊」「子授・子安地蔵尊」をきれいに修復いたしました。この三体のお地蔵様を「一願地蔵願王尊(一願地蔵様)」とお呼びいたします。

萩の花満開の中、大阪東照宮とも呼ばれるあなごし地蔵堂において、全国のたくさんの信者様のご期待にお応えし、無事一願地蔵様は開眼鎮座いたしました。

霊験あらたかな、三位一体一願地蔵様のあらゆる人々を幸せに導かんとする悲しいまでの願いを深くあおいで、そのご利益を受けるために、以来萩の寺においては、お施主様の祈りをこめた千体の金色化仏の奉安・併祀を受け付けさせていただいております。

お申込みいただきますこの千体仏は、日々供養され、春と秋の彼岸、地蔵盆には、霊場貫主御親香のもと、大法要が厳修されています。

あごなし一願蔵地蔵尊(昭和52年出開帳の化身仏)
左脇侍 ─ 水子の精霊 ─ 慈母地蔵尊
冥界に漂よい苦しむみどり子の魂を救い、あわせて十五歳以下の童男童女に救いの手をさしのべてくださる菩薩様です。
中尊 ─ 永泰延命守護 ─ 大本願地蔵尊
両親夫婦の家庭をお守りくださる神力仏で、特に厄年における諸々の災厄を消除し、男女和合、諸縁吉祥を誓願・守護なし給うお地蔵様です。
右脇侍 ─ 親の本願守護 ─ 子授・子安地蔵尊
世の親たる方々に十五の神力をもって、待望のわが子を両手に授け、その健やかな成長を誓願・守護なし給うお地蔵様です。
あごなし一願蔵地蔵尊
あごなし一願蔵地蔵尊
一願地蔵尊千体金色化仏

我が子をこの手で抱きしめることができず、かけがえのないものを失った悲しみや喪失感、また罪の意識や負い目を抱えておられる方もいらっしゃることでしょう。

その切なる想いを祈願のお言葉とし、お戒名、お施主様名を記した、お子様の魂が宿る「千体仏」をお納めになり、お子様が向こうの世界で立派な一人前の仏となる様、その成長を応援し、お子様に心安らかに過ごしていただくことをお勧めいたしております。

一願地蔵尊千体金色化仏
一願地蔵尊千体金色化仏
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