萩の寺について
境内
道了大権現石仏像
平成22年9月23日 建立開眼(石仏師 国廣晴峰・石峰 両氏)
了庵慧明(りょうあんえみょう)禅師六百回大遠忌記念として建立された道了大権現石仏像は、人々の安寧を願う当山、東光十三世村山廣甫住職の気持が込められています。
相模の巨刹、大雄山最乗寺の鎮守である道了尊(道了大権現)は、了庵慧明禅師が同寺開創の折り、空を飛んで参じ大事業を完遂したと伝えられています。五大誓願文を唱え、石仏像の如き姿を変えて山中に身を隠しました。以来、十一面観世音菩薩の化身として崇められ、所願成就の道了尊として尊崇を集めています。
現在、萩の寺で春と秋に営まれる大祭は、明治維新まで250年続いた川崎東照宮「権現まつり」の流れを汲んでおり、春の「三十三観音まつり」、秋の「萩まつり道了祭」として継承し今に至っています。