風外本高(1779〜1847年)は、安永8年伊勢に生まれ。三河香積寺、摂津円通院に住持しました。大いに寺門をおこし、また画僧月や池大雅の影響を受けて画をよくして、弘化4年(1847)6月22日、浪華の豪商川勝氏の別荘であった烏鵲楼にて69歳で示寂しました。落款の筆形から「たこ風外」として著名です。