東光院萩の寺は奈良時代より約1300年の長い歴史を持ち、現在は新西国霊場第十二番札所として宗旨宗派を問わず多くの方々が訪れる、曹洞宗常恒会別格地寺院です。
行基菩薩により萩寺薬師堂として草創以来、境内の随所に供養花の「萩」が植えられ、古くより「萩の寺」として親しまれてきました。今も九月、秋彼岸の頃には、色とりどりの萩の花が咲き誇ります。
国指定重要文化財(旧国宝)降魔座釋尊像やスリランカ国将来真正仏舎利をはじめ、後醍醐天皇念持仏こより十一面観世音菩薩、徳川家康公念持大阪東照宮御本地仏厄除薬師如来、豊臣秀吉公勧請妙覚道了大権現、小野篁卿御作隠岐国伝来あごなし地蔵大菩薩ほか、多くのご本尊をまつります。
また境内には、正岡子規、高浜虚子などの句碑が建ち並び、北大路魯山人命名の庭園「萩露園」は、大阪府民投票により『大阪みどりの百選』に選定されました。
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