集う人々

高浜虚子(きょし)の句碑

平成14年9月18日 建立
「おもひおもひに坐りこそすれ萩の縁」
「我のみの菊日和とはゆめ思はじ」
(裏面銘)
平成十四年子規正當百回忌之辰 雨月主宰 大橋敦子 代表
大橋宵火東光十三世大仙廣甫代建之

一句目は萩の寺での奉納句でオリジナルです。虚子が萩の寺に吟行で立ち寄り、美しい寺庭の萩を詠んだものです。『ホトトギス』編集長の稲畑廣太郎氏は『年代順虚子俳句全集 第三巻』の大正13年8月18日に詠まれた句として「萩の縁おもひおもひに坐りたる」の存在を指摘して、この句と対比し鑑賞することをすすめています。

二句目については、昭和29年(1954)11月3日に虚子が文化勲章を受章したときの句で、もっとも有名な虚子の句のひとつです。虚子がこのとき古今の師友、ホトトギス同人を思い浮かべていることは想像に難くありませんが、同時にこのとき思っていたのはほかならぬ子規であったと解釈する人も多数です。

高浜虚子
高浜虚子
高浜虚子(1874〜1959)
明治7年2月22日愛媛県温泉郡長町新町(現・松山市湊町)に生まれ、本名は高濱清。
高浜虚子の句碑
高浜虚子の句碑